「バランスのいい食事を心がけましょう!」といったことは、誰でも一度は耳にしたことがあると思いますが、その理由まで考えたことはありますか?
バランスのいい食事には、さまざまな栄養が含まれています。
それを必要なだけカラダに取り込むためには、コツがあります。
そのコツとは、「桶の理論」で考えるとわかりやすいです。
今回は、「桶の理論」で考えるということについて、解説していきます٩( ᐛ )و
「桶の理論」とは!?
なぜ、桶で考えるかというと、桶は、いくつかの細長い板を円形に囲ってつくる容器だから、例えるのに、とてもわかりやすいのです。
まずはじめに、囲う板の高さが異なる桶を想像していきましょう。
高い板もあれば低い板もある、高さがデコボコしているものが、想像できたでしょうか。
このデコボコの桶に水を注いだ場合、汲める水の最大量は、もっとも低い板の高さまでで、それ以上どんなに水を注いでも、もっとも低い板の高さを超えた水はそこから漏れていきます。
そこで、この現象と同じことが私たちのカラダでも起こると考えてみましょう。
桶は、私たちのカラダで、桶を囲む板は、タンパク質や脂質、ビタミンといった私たちのカラダをつくるさまざまな栄養素です。
つまり、食事で摂った栄養素がたった一種類不足しているだけで、カラダが使える栄養の全体量は大幅に減少し、健康な状態を保つのは、難しくなることもあります。
栄養は、バランスよく摂取して、はじめて必要な分をカラダに取り込むことができるものです。
だからこそ、自身の桶をつくる板の高さは、常に高めにキープしておくことが重要になります。
バランスのいい食事を続けるためには、このような考えを持つことが必要となります(*^ω^*)