世界中のあらゆる食べものを並べても「これさえ食べていれば健康でいられる」という食材は存在しません。
問題は、「食べもの」より「食べ方」にあると考えられます。
「これを食べたら病気が治る」「あれを食べれば痩せられる」といった特定の食材だけにすがるより、自分のカラダを自分で整えられるようなカラダ作りのための食べ方を知ることの方が、大切になります。
今回は、多くの人が誤解している栄養を摂るについて、解説していきます٩( ᐛ )و
「栄養がある=カロリーが高い」ではない
カラダ作りのための食べ方とは、栄養のある質のいい食べものをバランスよく食べ、腸に負担をかけず、整えることです。
これから毎日何を食べるかによって、自身のカラダへの投資になります。
つまり、いいものを食べていれば、いいカラダはつくられるのですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
ここでいう「いいもの」とは、栄養のある質のいい食べもののことを指します。
これも多くの人が誤解していますが、「栄養がある=カロリーが高い」ではありません。
例えば、スナック菓子や生クリームたっぷりのスイーツは、高カロリーの食べものですが、栄養にはほとんど期待できません(ノД`)
僕は、5年以上トレーナーとして活動していますが、お客様のなかに「食事量を減らしているのに一向に痩せない!」といいつつ、食事のかわりにたびたび間食をしているケースがあります。
これでは、痩せるはずがないどころか、むしろ太って当然の行為なのです。
その理由は、食事量を減らして栄養のあるものを食べようとせず、栄養には期待できないが、無駄に高カロリーのものを摂取しているからです。
カラダにとって必要な栄養が不足しているサインを見逃すな!
私たちのカラダは、とても正直です。
「もっと食べたい」と思っているときの多くは、摂取カロリーは満たしていても、栄養が十分に足りていないケースが多いものです。
つまり、カラダにとって必要な栄養が足りていないため、それを求めてしまうのが、私たち人間なのです。
もしも、高カロリーの食事をしたにもかかわらず、「もう少し何か食べたい気がする」「まだ何かつまめそう」と感じてつい食べすぎてしまう傾向があるときは、カラダにとって必要な栄養が不足しているサインかもしれません。
逆に、栄養が十分足りている食事をしていると、多少空腹な状態になっても、イライラすることもないですし、食べもののことばかり考えなくなります。
一時的に空腹なのはたしかでも、基本的にいつでも、カラダ全体に栄養が行き渡っていれば、動けなくなったり、苦痛を感じたりするほどの辛さは感じないものです。
日常的にきちんと栄養を摂っていれば、必要以上に食べすぎることはないので、太ることもなくなります。
「食べるから太る」のではなく、栄養のあるものを「食べていないから太る」というのが、正しい認識になります。
栄養がカラダの隅々まで行き渡れば、細胞がなすべき仕事をきちんとこなすため、自然とカラダが整っていきます(*^ω^*)
現代人の多くが不健康な太り方の特徴として、「カロリーは足りているのに栄養失調の状態」というケースが見られるのも同じことです。
ベース(土台)が、スカスカなカラダでダイエットをしても、健康なカラダを育めないのは当然のことです。
まずは、カロリーと栄養を切り離して考えてみることから、はじめていきましょう!!