ここで、前回解説しました『オートファジー』について、もう少し触れていきます。
まだ、前回の記事を読んでいない人は、こちらから!!
オートファジーの働きや注目度について
オートファジーには、ある特徴があります。
それは、食べものによって得られた栄養が十分にある状態では、オートファジーはあまり働かないのです。
なぜなら、オートファジーとは、カラダや細胞が強いストレスを受けた際にも生き残れるよう、体内に組み込まれた仕組みであり、細胞が飢餓状態になったときや低酸素状態になったときにこそ、その働きが活発化するからです。
具体的には、最後にものを食べてから16時間ほど経過しなければ、オートファジーによって細胞を生まれ変わらせることはできないのです。
週に一度でも、睡眠時間に加え、何時間か「ものを食べない時間」を作れば、大きく3つ「内臓を休める」「脂肪を減らす」「血液の状態を改善する」といった効果に加え、さらに、オートファジーによる細胞の生まれ変わり効果を得ることができるといえます。
なお、2016年には、東京工業大学の大隅良典栄誉教授が、オートファジーの研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しております。
このことからも、オートファジーは今、世界中で注目を集めているといえるのです(*^ω^*)