【健康】動物性タンパク質と上手に付き合おう(後半)

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【健康】動物性タンパク質と上手に付き合おう(後半)

錦糸町のパーソナルジムならオレンジジム

前回の続きになります。

前回のブログ内容を確認したい人は、こちらから!!

肉を食べすぎるから病気になる!?その②

肉の摂りすぎによるもう一つの問題とは、血液が酸性に傾いてしまうということです。

血液が酸性に傾くと、骨や歯のカルシウム(アルカリ性)を溶かして、血液中に送り込むことによって、カラダは中和するように働きます。

これは、精製糖や牛乳の摂りすぎでも生じる『脱灰』と呼ばれています。

また、タンパク質の食べすぎによる消化不良も問題です。

小腸で吸収されず、大腸にまで行ってしまったタンパク質は、停滞により腐敗の大きな原因となります。

停滞しているこの過剰アミノ酸や未消化タンパク質を悪玉菌が分解していきますが、このときにできるのが、アミノ酸代謝産物の『窒素酸化物』です。

スカトール、インドール、アミン、フェノール、硫化水素、アンモニアなどが、その代表的な窒素酸化物ですが、これらの有害物質はさらに強烈な発がん物質の『ニトロソアミン』をつくり出します。

これらのさまざまな有害物質は、腸から吸収され、血液を汚していきます。

このようなことからも、玄米や野菜に加え、魚料理(週5):肉料理(週2)のような比率で、食べるくらいの食生活がオススメですd(^_^o)

動物性タンパク質をスープで摂る「ボーンブロス」

肉を食べることの弊害を抑えながら肉のメリットを活かすには、「ボーンブロス」というスープがオススメです。

鶏や豚、牛、魚などの骨からとったスープで、鶏ガラスープよりも更に時間をかけて煮込んだものです。

ボーンブロスは、タンパク質が消化しやすいアミノ酸(グルタミンやグリシン)の状態になっているため、消化に負担がかかりません。

アミノ酸は、腸の粘膜を修復し、炎症を抑えるのに役立つことで、リーキーガット症候群などの治療としても、栄養療法の分野にて活用されています。

また、現代人に不足しがちなカルシウムやマグネシウムなどのミネラルや、コラーゲンも豊富のため「天然のサプリメント」ともいわれています。

ボーンブロスを飲み続けることで、約2週間ほどで便通が整ったり、2〜3ヶ月後には疲労感が取れたり、態度が穏やかになったりする効果が見られたという医療機関の症例もあります。

手軽にできる方法なので、読者のみなさんも、ぜひ安心安全な素材で試してみてくださいね(*^ω^*)