前回の続きになります。
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消化酵素として大量に使えば代謝酵素は少量しか使えない
一日に必要な体内酵素が一定量であり、必要に応じて消化酵素や代謝酵素に変わるということは、前回の記事で触れさせてもらいました。
そのうえで、例えば、一日で使える体内酵素が全部で10とした場合、消化酵素を7使えば、代謝酵素は3しか使えなくなります。
しかし、消化酵素を2しか使わないなら、代謝酵素としては8も使えるということになります。
そのため、分子栄養ファスティングの場合は、消化酵素を使う固形物は食べずに行うため、代謝酵素としてほとんどすべてが使えるということになります。
つまり、ファスティングによって、代謝酵素を最大限に活用することにより、デトックス、新陳代謝、自然治癒力、免疫力が上がっていくという理屈になります。
消化酵素をたくさん使う行為
日常生活で、消化酵素をたくさん使うほど代謝はおろそかになり、寿命にも関係してきます。
消化酵素をたくさん使ってしまう行為は、食品添加物やトランス脂肪酸、ファーストフード、ジャンクフードなどの消化しにくいものを口にしたり、暴飲暴食をしてしまうことです。
日常的に摂り続けてしまうことで、免疫力の低下につながってしまい、不調の原因にもなるため、食事は加工度が低い、なるべく生で摂ることが、消化の面でのメリットになります。
生の食品は、分解酵素を含んでいるのでオススメしますd(^_^o)
ちなみに、このことを『食物酵素』といいます。
食物酵素という食べものから摂れる酵素
私たちが食べている食材にもともと入っている酵素で、生野菜、刺身、発酵食品などに含まれているのが、食物酵素です。
体内にある酵素の生産量は有限で、過食の現代人は使いすぎてしまっているため、新鮮で安全な食材から食物酵素を摂ることは大変重要なのです。
ただし、酵素は熱に弱い性質を持っているため、加熱すると簡単に壊れてしまいます(ノД`)