【健康】高齢者ほど油の摂取は欠かせない理由

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【健康】高齢者ほど油の摂取は欠かせない理由

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年齢とともに油を控えようと考える人が多いですが、むしろ年齢を重ねるほど油を摂取する必要があります。

油(脂肪酸)は、健康維持のための必須の栄養素なのです。

今回は、高齢者ほど油の摂取は欠かせない理由について、解説していきます٩( ᐛ )و

オメガ3・6・9の比率と特徴について

脂肪酸には、『オメガ3』と『オメガ6』があり、その摂取には必要バランスが存在します。

理想は、「1(オメガ3):4(オメガ6)」といわれていますが、現代人の食事からは、「1(オメガ3):30(オメガ6)」という比率になってしまっているのが現状です。

オメガ3は、青魚などに多く含まれる『EPA』や『DHA』、亜麻仁油やエゴマ油の『α-リノレン酸』などがよく知られ、神経細胞を強化し、血栓や高血圧予防効果が期待されています。

一方、オメガ6は、サラダ油やキャノーラ油などに多く含まれ、摂りすぎると体内で酸化・炎症作用を起こし、神経細胞にダメージを与える恐れがあるといわれています。

健康を考えたらオメガ3系の油を多く摂取したいところですが、魚や亜麻仁油、エゴマ油は、高価で手が出しにくいのが現状です。

さらに、油は加熱に弱いため、調理法が限られるなどの理由から、どうしても手軽なオメガ6系の油に手を出してしまうというわけです。

亜麻仁やエゴマなど、加熱に向かない油は、ドリンクに混ぜたり、ドレッシングにして摂取されるのをオススメします。

ここで注目したいのが、脳内の活性酸素を減らし、神経細胞を強化する働きがある『オメガ9』系の脂肪酸です。

オメガ9は、オリーブ、米油、良質な菜種油などがあり、加熱に強く、低価格のため普段使いにもってこいな存在なのです。

カラダにいい油は、脳の働きを活性化させるので、意識的に摂取されることをオススメしますd(^_^o)