リモートワークなどで、夜遅くまで仕事をしていると、ついついお菓子に手が伸びてしまうものですよね。
このとき、なんとなく口寂しい、小腹がすいたと感じて食べるのですが、翌朝には、胸焼けや胃もたれに苦しみ、口内炎を作ることも少なくありません(ノД`)
この口寂しさは、「空腹」という感じとは違い、食べたからといって「満腹」になるというわけでもありません。
実は、このような行動を起こすのは、「脳の勘違いのせい」なのです。
今回は、夜遅くになんとなく食べてしまう理由について、解説していきます٩( ᐛ )و
夜中の食欲は、ホルモンが原因であった!?
「脳の勘違いのせい」とは、どういうことかというと、睡眠不足によって満腹をつくるホルモン『レプチン』が減少し、食欲を刺激するホルモン『グレリン』が増えることが原因といわれています。
過去の研究で、睡眠不足とホルモンの関係について、調べたものがあります。
4時間睡眠の人のグループと10時間睡眠の人のグループでホルモン量を比較した研究では、4時間睡眠のグループでレプチンが18%減少し、グレリンが28%上昇したのです。
また、スナック菓子を食べる行動が30%増加したうえ、午後になると空腹感が強くなり、夜21時以降にもっとも空腹感と食欲が強くなった、という結果が出ています。
つまり、生理学的に、夜中のお菓子を食べてしまう行動は、食欲を刺激するホルモン『グレリン』によって食べさせられているということなのです。
ここで、ダイエットと睡眠が、非常に関連性があることがわかります。