すぐにカラダを温めたい場合に効果的なのが入浴です。
温かいお湯がカラダの芯（しん）から温めてくれますので、免疫細胞が活性化し、免疫力がぐんとアップします。
また、たっぷりと汗をかくことで老廃物が排出され、デトックス効果も期待できます。
今回は、全身浴が副交感神経を刺激し免疫力を高めるについて、解説していきます٩( ᐛ )و
体温プラス4℃が目安に！全身浴で副交感神経を刺激する
入浴の効果をより高めるためには、気持ちいいと感じるぐらいのお湯に約10分間入ることが望ましいです。
新潟大学名誉教授である安保徹氏は、理想的なお湯の温度について「自身の体温＋4℃」と定義しています。
つまり、人間の体温は36〜37℃なので、40〜41℃程度を目安に設定すればいいことになります。
少しぬるめに感じるぐらいの方が、副交感神経は刺激されるということです。
一方、42℃以上の熱いお湯に長時間つかると、交感神経が刺激され血圧が上昇します。
血管が緊張状態に陥り、血流が滞ってしまうため、温かさが全身に行き渡りにくくなります。
カラダを温めるつもりが、逆に冷やしてしまうという結果になるということです。
とはいえ、これらの温度は、あくまでも目安なので、熱すぎない範囲で、気持ちいいと感じることができれば問題ありません。
また、のぼせそうと感じたら10分を待たずに上がることをオススメします。
半身浴ならのんびりリラックスしながらカラダを温める
時間に余裕があれば半身浴もありです。
38℃くらいのお湯に30〜60分間、読書や音楽を楽しみながらゆっくりつかれば、全身浴以上に汗をかき、リラックス効果も期待できます。
上半身の冷え予防のため、肩にタオルをかけ、水分補給も忘れずに。