タイトル通り、今回の記事はインパクトが大きい内容となります。
満腹ホルモンと呼ばれているレプチンには、生体リズムが存在し、一日の時間帯で、分泌が高まる時間帯とそうでもない時間帯があるのです。
今回は、研究結果から食べると脂肪がつきやすい魔の時間帯について、解説していきます٩( ᐛ )و
BMAL1が持つ脂肪をため込む影響力とは!?
マウスの脂肪細胞を摘出して調べた研究では、時計遺伝子の存在が認められました。
その時計遺伝子によって、レプチンの分泌は、活動期である暗期(人間では昼間)に高まり、休息期である明期(人間では夜)に低下していて、血中のレプチン濃度も同じリズムになっていたということがわかりました。
このレプチンのリズムをつくっている脂肪細胞の時計遺伝子では、『BMAL1』が特に強い影響力を持っていると考えられています。
『BMAL1』は、脂肪細胞の働きを調節する重要な役割を果たしています。
例えば、コレステロールの合成を活発にしたり、脂肪酸の分解を抑えて細胞の中に脂肪が溜まりやすくしたり、といった働きです。
人間の『BMAL1』の一日のリズムは、一般のサラリーマンのような朝起きて夜眠る生活の場合、午前中から15時ごろまでが量が少なく、18時以降から高まってきます。
18時以降の高まりは急激で、15時にたいして、22時の時点ではピークに達し、およそ5倍にもなります。
つまり、15時に食べたものに比べて、22時に食べたものは、脂肪が5倍も増えやすくなる、ということなのです!!