読者のみなさんは、赤ちゃんのとき、何を摂って、一年でどのくらい大きくなりましたでしょうか?
ピン!とこないかもしれませんが、私たち人間のカラダは食べものからできています。
生まれたとき2,500g〜3,000g前後が、一年後には、1kgにもなります。
倍率からすると約4倍、なぜそれだけ大きくなったのかというと「母乳」のおかげなのです。
今回は、赤ちゃんのときを思い返すことでわかることについて、解説していきます٩( ᐛ )و
味覚は遺伝する
ここで赤ちゃんがお腹にいたときを考えていきましょう。
受精卵は約1g、十月十日で2,500〜3,000倍の体重になります。
改めて考えると、人間の成長力に驚かされますよね。
この成長は、すべてお腹の赤ちゃんのことを配慮した、お母さんの「栄養」だけで、ここまで大きくなっていきます。
また、食育は、母親のお腹にいるときからすでにはじまっているともいわれています。
母親が健康的な食べものを食べると、子どもも健康的な食べものを好むようになり、ジャンクフード好きの母親からは、ジャンクフード好きの子どもが生まれてきます。
つまり、「味覚は遺伝する」ということです。
このように、人のカラダは食べたものからつくられますので、子どもの頃に食べる内容というのは、よくも悪くも習慣になっていくため、本当に大事な時期なのです。
また、成人になってからもまったく同じことで、食べているもので、心もカラダも形づくられていきます。
つまり、よいものを食べればよいカラダと心ができ、悪いものを食べれば悪いカラダと心がつくられてしまうのです。
慢性的な不調は生活習慣病に基づく
今のあなたのカラダの状態は何点ですか?
それは、今までの食習慣、生活習慣によるものです。
もしその不調が慢性的に続いていれば、そのほとんどが生活習慣病と名付けてもいいくらいです。
生活習慣病なので、文字通り習慣が変わらなければ、いくら対処したとしても、また不調が出てしまいます(ノД`)
ダイエットでは、よくリバウンドという表現を使いますが、生活習慣病も同じです。
一般的によくなったとしても、食習慣、生活習慣を変えなければ、体調不良のリバウンドをします。
その不調の本当の原因は何であるのか?
その原因を取り除くためには、どう改善すればいいのか?
根本的なところを考える必要があり、習慣を見直す必要があります。