ダイエットを目的とした女性の方に多いのですが、筋トレによる筋肉強化の話をすると、「筋肉ムキムキにはなりたくないのですが…」という不安の声をいただきますが、その心配はありませんので、ご安心ください!!
そう簡単に筋肉ムキムキになれませんし、ましてや筋肉分布が男性と違う女性の体は、ムキムキになりにくいのが、事実です。
今回は、女性の筋肉のつき方について、解説していきます٩( ᐛ )و
男女の筋肉のつき方の違い
そもそも思春期以降の男性のカラダと女性のカラダを比較しても、違いが明らかです。
特に上半身の筋肉なんかは、男性は女性に比べ、首、肩まわりや腕まわりの筋肉が太くなります。
一方、下半身の筋肉は男女差がありません。
しかし、なぜ上半身の筋肉に違いが出るのかというと、それは男性ホルモンの信号を受け取るタンパク質であるレセプターの量が上半身に多いため、上半身は男性ホルモンの影響をより受けやすいからなのです。
つまり、男性ホルモンで筋肉が太くなるという特性が、成人女性は弱く、成人男性は極めて強いので、どうしても二極化されるのです。
その変化のはじまりが思春期で、男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが、それぞれたくさん出ますので、ホルモンの影響で首から肩にかけての筋肉系は、見た目にもはっきりとした性差が出てきます。
ちなみに、この性差というのは一生続きます。
だから、女性が限界を超えるほどの努力をしても、男性に追いつくのは、かなり難しいのです。
例えでいうと、オリンピックのアスリートがいい例で、どんなに優れた女性アスリートでも、やはり上半身にたくましさはありません。
むしろ女性は、自然に成長しきった筋肉を使って、バランスよく運動をしていけば、より女性らしい体型を強調できるようになっていきます。
ここでいう女性らしい体型とは、脂肪がつくるものではなく、骨格と骨格についている筋肉が形づくるものを指します。
早速、今日から筋トレを取り入れて、より女性らしさに磨きをかけて行きましょう٩(^‿^)۶