前回の内容でも出てきましたとおり、認知症と生活習慣病には、密接な関わりがあります。
前回の記事をまだ読んでいないという人は、こちらから!!
また、活性酸素が脳の『海馬』などを傷つけ、神経細胞に障害を与えることもわかっており、認知症にも、活性酸素がある程度関わっていると考えられています。
今回は、さまざまなリスクからなってしまう認知症の予防策について、解説していきます٩( ᐛ )و
認知症の予防策について
結論からいいますと、運動することはもちろん!「空腹の時間を作る」食事法こそが、認知症の予防にもつながると考えられます。
この食事法には、生活習慣病の予防効果があり、また、活性酸素を発生させる古いミトコンドリアを除去する効果もあるからです。
そのため、認知症の予防においても、ある程度の効果を示すと思われます。
ただ、一つお伝えしておくと、がんと同様、認知症も「すでに発症している場合には、空腹の時間を作って、オートファジーを促すと逆効果になってしまう可能性がある」ということです。
2015年に東京医科歯科大学が発表しました研究結果では、アルツハイマー型認知症を発症している場合、オートファジーが脳内の『アミロイドβ』というタンパク質を増やし、症状を悪化させる可能性があることが示唆されています。
「空腹の時間を作る」食事法は、あくまで予防のためのものであり、認知症の疑いがある方、すでに発症しているという方は、まずは医師の指示に従うようにした方が良さそうですf^_^;