前提として、人間のカラダには、エネルギーを必要としているところに優先的に血を流し、栄養素を送り込もうとする。
そんなカラダの仕組みになっています。
そのため、トレーニングをして筋肉をたくさん動かすと、カラダは筋肉にたいし、優先的に血を流します。
このとき、トレーニングしている部位がパンパンになるのは、この現象が起こっているからです。
今回は、『食事に始まり食事に終わるトレーニングとは?』というテーマについて、解説していきます٩( ᐛ )و
トレーニングとは、トレ前の食事、トレーニング、トレ後の食事で1セットとして考えよう!!
前置きにも出ましたとおり、筋肉をたくさん動かしているときは、筋肉に優先的に血を流しています。
このときは、胃腸に届く血の量が減るため不活性化しますが、トレーニングを終えると、今度は回復に力を注ぐために、栄養を取り入れる窓口である胃腸に優先的に血を流します。
つまり、運動後に空腹を感じるのは、まさにこの現象が体内で起きているからです!
ところが、運動直後になかなか食べる気が起こらないのは、矛盾していますよね。
実際に「運動後1時間は食欲が湧かない」といったデータもあります。
だからといって、時間をおいてしまうと空腹感が強くなりすぎて、過剰に食べたくなってしまうのが、私たち人間なのです。
ダイエットにおいて、このカラダの仕組みを上手く利用すればストレスなく食事をすることができるのではないでしょうか。
つまり、あえてトレーニング後、1時間以内に食事を摂ることで、筋肉に迅速に栄養を送り、筋肉の成長を効率的に促すことが可能なのです!!
また、トレーニング前の食事もダイエッターにとって非常に大事で、車を動かすにはガソリンが必要なのと同じで、カラダを動かすにはエネルギーが必要です。
事前にしっかり栄養をカラダに取り入れておくことで、
開始直後から最後まで筋肉に材料を送り込み続けることができますし、カラダが元気な状態のため、トレーニングの質も上がるのです。
今回のテーマをまとめると、ダイエットをしているときに「食べたい気持ちが強くてストレスになってしまう。」そんな悩めるダイエッターには、トレーニング前の食事、トレーニング、トレーニング後の食事の3つを1セットのトレーニングと考えることで、食べたいという強いストレスから少しは解放され、効率よくトレーニング効果を発揮できるようになるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてくださいね(*^ω^*)