更年期障害は、女性特有の悩み。そう考えている人も多いのではないでしょうか。
更年期障害とは、ホルモンや自立神経のバランスが崩れることで引き起こされる症状であるため、女性だけでなく、男性も十分起こりえる症状なのです。
今回は、男性更年期障害について解説していきます٩( ᐛ )و
男性更年期障害の症状について
更年期障害は、女性と男性とでは、発症する時期が少し違うのです。
女性の場合は、閉経期を挟んだ数年間が多いのにたいして、男性の場合は、40代で発症する場合もあれば、60代、70代になってから発症するケースもあります。
そして、男性が更年期障害になってしまうと、
女性と同様に発汗やほてり、睡眠障害などの身体的な症状のほか、性的欲求の低下やED(勃起障害)、モチベーションの低下、記憶力・集中力の低下、拭いきれない不安感などといった心理的な症状が現れる場合があります(ノД`)
次項では、発症する原因と対策について解説していきます。
男性更年期障害になる原因と対策について
結論から言いますと、男性更年期障害は男性ホルモンであるテストステロンが加齢とともに低下することで発症します。
テストステロンというホルモンには、筋肉や骨を強くする働きや脂肪を分解する働きのほか、自律神経を整える働きがあります。
そのテストステロンは、年齢を重ねるとともに分泌量が徐々に低下していき、だんだんと男性更年期障害の発症のリスクが高まるのです。
しかし、男性ホルモンであるテストステロンの低下を防ぐ方法があります。
それが運動です!!
男性の場合、約95%が睾丸(精巣)の中でテストステロンが分泌されると言われており、筋トレを開始して約10分程でテストステロンの分泌が始まります。
筋トレのほか、ジョギングなどの有酸素運動でもテストステロンの分泌はあるのですが、その場合、分泌が始まるまで約1時間程かかってしまうのです。
効率面を考えても、筋トレでテストステロンを分泌させた方が良さそうですね(^_^;)
そして、筋トレによって分泌されたテストステロンは、体内の酵素によってジヒドロテストステロンという物質に変換され、ジヒドロテストステロンがモチベーションの源となり、男性うつ病の抑制につながります。
ただし、注意点があります!
それは、過度なトレーニングを行うことです!!
過度なトレーニングを行うと、増えるはずのテストステロンが減少してしまうので、男性更年期障害の予防することを考えると、
1時間以下のトレーニングを週に2〜3回行う程度が望ましいです。
ぜひ参考にしてみてくださいね(*^ω^*)