【健康】一日3食は基本であって絶対ではない

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【健康】一日3食は基本であって絶対ではない

錦糸町のパーソナルジムならオレンジジム

みなさんは、一日に何回食事を摂っていますか?

あるいは、一日何食摂るのが、健康にいいと考えていますか?

おそらく多くの人が、一日3食が健康の基本だと思っているのではないでしょうか。

実は、「一日3食が理想的である」という考え方には、確固たる裏付けがあるわけではありません。

それどころか、一日3回の食事を摂ることで、リスクを招く人もいます。

今回は、食事の回数の考え方について、解説していきます٩( ᐛ )و

一日3食の習慣は、つい最近のこと

日本で一日3食の習慣が広まったのは、割と最近のことです。

そのきっかけについては、「江戸時代初期の1657年の際に、復興にあたった大工や職人に、江戸幕府が朝と夜に加え、昼食も提供したこと」「江戸時代後期に明かりが普及して、一日の活動時間が延びたこと」「明治維新後、政府が軍隊に一日3食提供したこと」など諸説ありますが、いずれにせよ江戸時代までは、武士や大工などの肉体労働者以外は、一日2食が一般的だったようです。

また、昭和初期にあたる1935年に国立栄養研究所の佐伯矩(さえきただす)医学博士が、「日本人男性が一日に必要とするエネルギーは、2,500kcal〜2,700kcalであり、それを2食で摂るのは難しく、3分割しバランスよく摂ることで、もっとも健康に生きることができる」と提唱したことも、一日3食が定着するきっかけになったといわれています。

しかし、よくよく考えてみれば「2,500kcal〜2,700kcal」という数字自体が、摂取カロリーとして少々多いとは感じませんか?

消費カロリーには、個人差がありますが、基礎代謝量(内臓を動かす、体温を維持するなど、生きるうえで最低限必要な活動に消費するエネルギー量)は、男性の平均で1,500kcal、女性の平均で1,170kcal、この程度であり、運動などによる活動代謝量を加えても、成人が一日に必要とするカロリーは、現在では、1,800〜2,200kcal前後であると、一般的に考えられています。

つまり、ただでさえ運動不足傾向が強い現代の日本人は、わざわざ一日3食によって、2,500〜2,700kcalものエネルギーを摂る必要はないのです。

次回は、食べすぎについて、解説していきますので、お楽しみに(*^ω^*)