LPS最終章、野菜や果物以外にも、LPSが豊富な食材はまだまだあります。
今回は、そちらについて、解説していきます٩( ᐛ )و
海中に潜むLPSについて
LPSの成分である微生物は、実は海中にも存在します。
農薬や化学肥料の影響を受けることなく海中で育った海藻類は、農作物といっしょでLPSの宝庫といわれています。
岩のり、めかぶ、昆布、わかめといった海藻類は、生で食べられることができ、それらを天日干しにすれば長期保存が可能なため、常備食としても活用することができます。
きのこ類は、LPSに+α
きのこ類もLPSを多く含む食材の一つです。
特に、ひらたけはLPSの含有量がズバ抜けて多く、根菜類の中でも、もっともLPS量の多いれんこんのなんと12倍もあり、きのこ汁として一杯食べるだけで、一日分のLPS推奨摂取量をほぼカバーすることができるという優れた食材なのです。
ひらたけほどではないものの、なめこ、しめじ、まいたけなど手軽に買えるきのこ類は、LPSだけでなく、食物繊維やビタミンB群も豊富で積極的に食べたい食材なります(*^ω^*)
穀類、種実類、豆類に含むLPSについて
主食に白米やパンを食べるのは定番だと思いますが、それを玄米や雑穀米、全粒粉パンなど、色が茶色(ブラウン系)の穀類に変えてみるといいかと思います。
なぜいいのかというと、白米や小麦は、食べやすくするため、精製の段階でLPSを豊富に含む果皮や種皮、胚が除去されているからです。
つまり、穀類から効果的にLPSを摂取するなら、皮がついた茶色(ブラウン系)のものを選びたいということです。
穀類同様、LPS摂取に期待できる食材が、ごまやクルミなどの種実類です。
植物の種子には、LPSが多く含まれるため、皮ごと食べる種実類は抜群に多く摂取できるのです。
また、豆類にもLPSは豊富に含まれていて、特にさやごと食べるさやえんどうやスナップエンドウは、さやについたLPSを摂取することができ、枝豆もさやごと食べれば同様に、LPSを摂取することができます。