人間のカラダは、眠っている間に『成長ホルモン』が分泌されます。
成長ホルモンとは、脳下垂体から血液中に分泌されるホルモンで、軟骨を形成し骨を作る役割を果たしてくれます。
「寝る子は育つ」ということわざがあるように、子どもは寝ることで骨を成長させています。
一方、大人にとっても、この成長ホルモンは欠かせない存在です。
今回は、ぐっすり眠ると疲れが取れる理由は睡眠中に分泌される成長ホルモンにあるについて、解説していきます٩( ᐛ )و
深い睡眠を取り成長ホルモンをしっかり分泌させよう
成長ホルモンの働きは、骨の成長のほかにも、カラダの傷んだ細胞を修復し、老化を緩やかにすることをはじめ、免疫力アップ、肌の新陳代謝の活性化、脂肪の分解などカラダにとってはいいこと尽くしのホルモンなのです。
成長ホルモンは、浅い睡眠では分泌されないため、工夫が必要になります。
深い眠りは、緊張を和らげる『副交感神経』を優位に働かせ、脳を休ませてくれます。
すると、がん細胞やウイルスを撃退するNK(ナチュラルキラー)細胞などの働きが活性化し、免疫力をアップしてくれるのです。
さまざまな病気予防の効果を高めるためにも、睡眠をしっかり取る必要があります。
体温が下がるにつれて眠気が出てくるといわれているため、就寝の一時間くらい前に入浴したり、簡単なストレッチをしたりするなどして、カラダを温めておくのも効果的です。
また、就寝前はできるだけ「光」を避けるように行動したいものですf^_^;
「3時間睡眠」は早死にの原因になるのか!?
睡眠時間が不足すると疲れが取れないばかりか、免疫力が低下し高血圧や糖尿病、がんなどのリスクも高まるといわれています。
「3時間睡眠」で知られているフランスの英雄ナポレオンが胃がんを患い、わずか52歳で亡くなったのも、睡眠不足が関係しているのかもしれません。
参考までに!!