【健康】「よい油」を摂れば人生の好転につながる(前半)

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【健康】「よい油」を摂れば人生の好転につながる(前半)

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脂肪酸には、『飽和脂肪酸(常温で固まる脂)』と『不飽和脂肪酸(常温で固まらない液体の油)』の大きく2種類があります。

飽和脂肪酸は、バター、ラード、ヤシ油、パーム油、ココナッツオイル、肉の脂身などに多く含まれる、主に動物性の脂です。

不飽和脂肪酸は、化学構造によって次の三つに分かれています。

①オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸、DHA、EPA)

②オメガ6脂肪酸(リノール酸)

③オメガ9脂肪酸(オレイン酸)

これらの油の中で、オメガ3とオメガ6だけは、人間のカラダでつくることができません!!

そのため、『必須脂肪酸』と呼ばれています。

今回は、「よい油」を摂れば人生の好転につながる(前半)について、解説していきます٩( ᐛ )و

「オメガ3」と「オメガ6」のアンバランスで不健康になる

必須だからといって、オメガ3とオメガ6を含む油をたくさん摂ればいいのかというと、それぞれ体内では全く別の働きをするので、バランスが大事になります。

◉理想の割合 オメガ3(1):オメガ6(4)

◉現状の割合 オメガ3(1):オメガ6(50)

といわれています。

これは、日本人の台所事情や外食傾向によって、食の欧米化が進んでいるため、必須脂肪酸のバランスが大きく崩れ、オメガ6に大きく偏ってしまっているのが、現状です。

必須脂肪酸のアンバランスは、カラダに炎症が起こりやすくなるという問題があげられます。

つまり、オメガ6に偏った食事は、体内で炎症が過剰になることでアレルギーを促進するのです。

オメガ6『リノール酸』には、血液を固める作用があり、これも出血した際の止血などには必要ですが、摂りすぎにより、血栓がつくられやすくなるリスクもあります。

そのため、脳梗塞や心筋梗塞など、血管系の病気のリスクを高めるのです(ノД`)

このバランスの乱れが、多くの疾患や不健康の原因をつくっていたのです。

オメガ6脂肪酸は、コーン油、大豆油、サラダ油、ごま油、ひまわり油、グレープシードオイル、サフラワー油、紅花油、月見草油などの植物油で、摂りすぎには十分注意する必要がありそうですf^_^;

「オメガ3」に期待できる主な働き

前項でお解りいただけたと思いますが、オメガ6の植物油は、必須脂肪酸ながら現代人は摂りすぎているため、できるだけ摂らないようにして、オメガ3を意識して毎日摂ったほうがいいということです。

オメガ3は、細胞膜を柔らかくする効果があります。

細胞膜は細胞内に栄養を取り込んだり、老廃物を排出したり、細胞同士の情報を伝達したり、有害物質の侵入を防止したりする重要な働きを担ってくれます。

オメガ3は、私たち人間の健康と美容にとって、とても重要なかかわりがあります。

オメガ3脂肪酸は、亜麻仁油(フラックスオイル)、しそ油、えごま油、インカインチオイル(グリーンナッツオイル)、青魚、各種ナッツなどに含まれる油です。

オメガ3の主成分は、『α-リノレン酸』で、植物の中で亜麻仁油にもっとも多く含まれています。

そして、体内に入ったα-リノレン酸は、同じオメガ3脂肪酸のDHAやEPAに変換されます。

このDHAやEPAは、青魚に多く含まれている脂肪酸です。

サバ、イワシ、アジ、サンマなどに多く含まれていますが、毎日食べるのは大変かと思いますので、その点、亜麻仁油は手軽に摂ることができ、オススメですd(^_^o)

オメガ3は、成長期の子どもの視力や脳、骨の発育を促す栄養素で、アレルギーを抑える働きなどもあります。

また、気分を安定させて、中性脂肪を分解する働きもあることから、イライラ、メタボ対策にもつながってきます。

神経伝達を早めるので、運動のパフォーマンスを向上させるだけでなく、血管も柔らかくして血液の流れもよくなり、結果、疲労回復にも効果があります。

さらに、脂肪の蓄積を予防したり、糖尿病予防にも効果があり、腸内免疫を改善させる働きや、高血圧、動脈硬化、アルツハイマーの予防にもつながります。

今回はここまで!!次回に続きを書きますので、お楽しみに(*^ω^*)