多くの方の印象で、サプリメントは薬の一種だとか、サプリメントだけでも十分健康になれるとか、このような情報が巷では溢れています。
サプリメントは、あくまで『栄養補助食品』という分野で、足りない栄養素がある場合のみ、摂取するものになります。
つまり、薬でもなければバランスの摂れた食事でもありません。
今回は、『栄養補助食品』であるサプリメントについて、解説していきます٩( ᐛ )و
「栄養補助食品」であるサプリメントが必要なケースと不必要なケース
前提として、しっかりと食事でバランスが摂れていれば、栄養面の問題は、まず起こりません。
しかし、なかなか食事だけでバランスを摂ることが難しいのも事実です。
そこでサプリメントを摂取するのですが、例えば、トレーニング直後のように固形物からの消化・吸収が受け入れ難いときに、栄養補給を怠りたくないから、消化吸収スピードが早いサプリメントでの摂取を手段として、オススメしたりするケースがあります。
このように考えると、食事だけで全てを補おうとすることは不可能で、消化・吸収の早いサプリメントなんかは、カラダに必要なものになります。
しかし、最近では、アスリートにサプリメントの一種であるプロテインの使用を制限するケースが増えているのです。
その理由として、「プロテインを飲む」ということだけが習慣化されていて、そこに意味を見出さなくなってしまったからなのです。
そもそもプロテインからタンパク質を積極的に摂取するのは、筋肉を育てるためです。
現状維持や筋肉を成長させる必要のない人は、プロテインを摂る必要もなく、日常の食事だけで十分タンパク質を摂取できているのです。
なお、材料としてタンパク質さえ摂っておけば、筋肉は育つのかということはなく、やはりさまざまな栄養素を同時に摂取するからこそ、十分に筋肉が育ちます。
そもそも食事を摂る目的は、筋肉を育てるためだけではありません。
カラダを正常に動かせるようにしたり、ケガや病気から護ったり、あるいは回復させたり、ストレスを軽減したりと多岐に渡ります。
現在、自分が食事を摂る目的を見出し、必要であればサプリメントを摂取するようにしていきましょう(*^ω^*)