前回の続きになります。
LPS(リポポリサッカライド)が、主に土の中に生息する細菌に由来した成分であることは、前回のブログで解説させていただきました。
前回のブログを確認したい人は、こちらから!!
土の中で栽培されるれんこんやごぼう、ジャガイモなどの根菜類はLPSの宝庫といわれ、特にれんこんについては、もっともLPSを多く含んだ食材といわれています。
泥つきのれんこんをていねいに水洗いし、皮つきのままきんぴらや酢の物などにすれば、効率よくLPSを体内に摂取することが可能です。
今回は、たっぷりのLPSに包まれている根菜類は皮ごと全部食べるについて、解説していきます٩( ᐛ )و
LPSを賢く摂取しよう
畑で採れる野菜には、皮や根にLPSが多く存在しているため、できる限り皮をむかず、そのまま食べることをオススメします。
また、生で食べたい葉菜の中で、LPSの含有量ナンバーワンの優れた食材が「あしたば」です。
生が苦手という人は、あしたば茶などの健康食品で摂るという方法もあります。
小松菜やほうれん草など、おひたしにすることの多い野菜は、さっと湯がく程度にとどめれば、LPSを損なわずにすみます。
また、LPSは果物にも豊富に含まれており、りんごやもも、イチジク、なしなどもていねいに洗えば、そのままでも食べられます。
LPSは、農薬を使うと減ること、皮ごと食べることを考え、減農薬栽培のものを選ぶことがベストです。
皮つきりんご一個が栄養不足をフォローする
皮つきりんごには、LPSはもちろん、ほかにもポリフェノールやカリウム、ペクチンなど豊富な栄養素が含まれています。
イギリスのことわざに「一日一個のりんごで医者いらず」とあるようにりんごは立派な栄養食です。
忙しくてなかなか食事の時間が取れないときは、皮つきりんごを一個食べて乗り切りましょう٩(^‿^)۶