前回の続きになります。
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白砂糖は骨も歯ももろくしてしまう
人間の血液は、中性に近いアルカリ性で保たれています。
白砂糖は、酸性食品なので、大量に体内に取り込んでしまうと、血液が酸性側へ傾こうとします。
その回避、または中和のために、歯や骨からカルシウムが溶け出して、体液を通常の状態に戻そうとすることが、自然に行われています。
つまり、「甘いものを食べると虫歯になる」とよくいわれるのは、カルシウムが溶け出すことで、歯そのものが弱くなってしまうからです(ノД`)
歯と同様に、骨からもカルシウムが溶け出すので、骨ももろくなってしまうということになります。
牛乳の飲みすぎ、肉の食べすぎも同様なことが起こりますので、注意が必要です。
「砂糖中毒」がもたらす障害
糖類は、体内で分解されるときに『ビタミンB1』を必要とします。
他の食べものから十分に摂れていない場合、ビタミンB1が不足して、疲れ、めまい、貧血、うつ、記憶力の低下といった障害を引き起こします。
ご飯やいも類なども糖質を含みますが、これらはビタミンを含む野菜や海藻類といっしょに食べることが多いので、ビタミンが不足する心配はありません。
しかし、甘いものというのは、野菜といっしょに食べることが少ないため、すぐに影響はないものの、食べ続けることで甘味に慣れ、次第に増えていき、中毒性が増していきます。
甘いものをやめたことで、実際に体調がよくなった人を、僕は、これまで何人も見てきました(*^ω^*)
甘いものが大好きで、体調がすぐれないという人は、まずは、甘いものを減らしてみることをオススメします。
直接糖の過剰摂取は血糖値の乱高下を招く
血糖値の乱高下は、食後の眠気、だるさなどを誘発し、集中力を低下させます。
それによって、仕事や運動のパフォーマンスも低下します。
この血糖値の乱高下が、カラダにさまざまな悪影響を及ぼすことも近年の研究で明らかになっています。
もちろん、量の問題でバランスが必要です。
調味料の糖よりはむしろ、スイーツの食べすぎに注意が必要です。
ハチミツは、少し別格で、美しい家庭医薬品とでも表現されるほど、カラダに与える効果がたくさんあります。
養蜂場・養蜂家の顔が見えるもの、ミツバチの環境、原産地名や原料名、採蜜花名など、ハチミツにこだわって選ぶようオススメしますd(^_^o)
料理での味の整えとしては、日本古来のものである「本みりん」「甘酒(麹からつくられたもの)」です。
直接糖は、完全に排除することはできなくても、知識を持っていれば、意識して控えることはできるはずです。