ダイエットをするにあたり、つきものとなるのが、リバウンドです。
何も食べない、という過度な食事制限をすると、ダイエット期間を終えた解放感からドカ喰いをしてしまい、体重が元どおりになってしまった、というのは、あるあるですよねf^_^;
では、なぜ過度な食事制限をするとリバウンドが起こるのか?
今回は、過度な食事制限が原因で、逆に食べることに執着してしまう理由について、解説していきます٩( ᐛ )و
過度な空腹は、ダイエットに逆効果
私たち人間は、空腹になるほど記憶力が高まる生き物です。
空腹になりすぎると、食べ物にありついたこと自体がご褒美として記憶され、再びそのご褒美を待つようになってしまうことが、研究でも明らかにされています。
ここでいう過度な空腹とは、20時間以上の空腹のことです。
つまり、一日一食ということになります。
食べ物にありつけることのみがご褒美となり、神経伝達物質『ドーパミン』の作用で、次の食べ物にたいする期待感が高まるのです。
ドーパミンは、満足することがない
一方で、自分にとっての害になる記憶(研究では電気ショック)は、抑制されてあまり記憶に残らないのです。
これはつまり、食べることに執着するあまり、食べたことによる影響に考えが及ばなくなり、ただ食べることだけを待ち望んでいる状態です。
ドーパミンは、期待感をつくりますが、満足感をつくることはできません。
次の食べ物を期待し、ようやく食べても満足はせずに、さらに次の食べ物への期待を募らせます。
過度な食事制限では、このような状態を招いてしまうので、リバウンドが起こるのです。