僕のブログで、過去「ベッドに入ればあっという間に寝つけるなら、就寝時刻を早めてみましょう」という内容を書きました。
今回は、その逆となる「寝つけない場合の対策」について、解説していきます٩( ᐛ )و
寝つきが悪いのであれば、起床時間をそろえよう
脳は、「場所」と「行為」をセットで記憶します。
この仕組みが寝つきの悪さを解決するのに役立つのです。
夜眠くないうちに就寝すれば、なかなか寝つけずにベッドに入るため、ベッドは考え事をする場所という記憶がつくられてしまいます。
すると、次からは脳が考え事の準備をしてベッドに臨むため、なかなか寝つけなくなる…このような悪循環がつくらてしまうのです(ノД`)
寝つきが悪いとお悩みの人の多くが、たいていこのような行動をとってしまっています。
早すぎる就寝が寝つけない原因になるのですが、私たち人間は、眠くもないのに早めに就寝をすることを進んでやってしまいます。
寝つけない夜を体験したことがある人は、ご理解いただけると思いますが、寝つけないことがあると、その翌晩、なるべく早めに就寝する傾向があります。
「昨日はよく眠れなかったから、今晩はしっかり眠っておかないと…」。
このような気持ちから早めに就寝するのです。
また、幼いころから「早寝早起き」を教育されてきている人たちは、その影響で「規則正しく生活しましょう」と言われたら、「就寝時間をそろえよう」と発想してしまうのです。
ところが、脳は、朝に光が届いたら、その16時間後にメラトニンが増えて眠くなる仕組みです。
休日の朝に寝だめをして、昼ごろまで眠っていたら、夜に眠くなる時間も遅れます。
これでは、就寝前に時間をもて余してしまい、結果何かを食べてしまうことにつながりますし、もし、「就寝時間をそろえよう」と、いつもどおりの時間に就寝すれば、当然寝つけなくなってしまいます。
「規則正しい生活を」と言われたら、それは「早寝早起き」のことではなく「起床時間をそろえる」という意味だったのです!!
理想は、平日も週末も起床時間がそろっていて、就寝時間はバラバラ、というリズムです。
起床時間がそろっていれば、眠くなる時間がそろいます。
眠くなった時間帯に眠ればいいですし、仕事やお付き合いで、いつもの時間に眠ることができなかったとしても、眠くなるリズムはつくってあるので、用事が済めばすんなり眠れます。
寝つきが悪い場合は、生体リズムを強化しながら眠気を待ち、あえて眠くなるまで就寝しないようにしてみてください。
生体リズムの強化ができれば、二週間程度で夜に眠くなるリズムはつくられるので、次第に寝つきがよくなるはずです(*^ω^*)