前回の続きになります。
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目次
筋トレの効用④ 免疫力が高まり、ウイルスに強くなる
筋トレをする人は、筋肉と毛細血管の発達、血流の良さ、体温が高いなど、細菌やウイルスに勝つ防衛力が備わります。
また、筋肉は動くたびに『マイオカイン』というホルモンを分泌させるので、マイオカイによって全身にある免疫細胞を活性化させ、ウイルスに感染しにくい体質にします。
つまり、筋トレをしっかり実行する人ほど、風邪やウイルス性の病気にかかりにくい体質に変わっていくのです。
筋トレの効用⑤ 自然治癒力、自然回復力が増す
人間も、動物も、植物さえ、傷ついたら復元しようとするエネルギーを備えています。
軽いケガや病気なら、カラダに備わっているシステムを総動員して治そうとします。
後遺症が残る可能性のある重い病気の場合、動かせる範囲で筋トレを実行すれば酸素消費量が増すのと同時に『NO(一酸化窒素)』という成分が増し、血流がよくなります。
血流が向上すれば回復が早くなるだけでなく、後遺症の可能性を減少させ、今後の努力次第で以前より、もっと強いカラダになる可能性が大きいのです。
筋トレの効用⑥ 生きる意欲が高まり、人生がハッピーになる
筋トレを継続的に努力し、少しずつ重い負荷でトレーニングできるようになると、筋肉量が増えて、格好いいカラダに変わります。
それと同時に、精神的に前向きな考え方に変わるのです。
例えば、ある大学生は「もういくら努力しても生きる目標がなくなった」と登校できなくなるくらい精神的に追い込まれていたとき、友人の強引な誘いにより一緒にトレーニングセンターに通うようになりました。
最初は、なんとなくやっていた筋トレが自分のカラダの変化によって、興味を持ちはじめ、彼がこだわる性格だったためか、コンテストに出場できるほどになりました。
その後、彼は大学も無事卒業でき、大手フィットネスクラブへの就職が決まり、現在は経験を活かして独立して、月に100セッション以上をこなす売れっ子パーソナルトレーナーになっています。
このように、体格に自信ができて明るい前向きな性格に変わったことが、成功の大きな要因だったのではないでしょうか?
筋トレの効用⑦ 80代、90代になっても健康、長寿
最近、話題になっている、90歳の現役フィットネスインストラクターである瀧島未香さんをご存知でしょうか?
65歳までは、とくに運動経験がなく、太りすぎていたそうです。
それで、近くのフィットネスクラブに入会したことがきっかけで筋トレをはじめると、体形がどんどん変化し、健康な自分に変化する喜びに目覚めたといいます。
「逆三角形のカラダになりたい」「自分の体験を多くの人々に伝えたい」という一心から、いまでも20kgのバーベルを担いでスクワットをするほか、なんと87歳で公認フィットネスインストラクターに∑(゚Д゚)
瀧島さんの夢は「日本全国の人に自分のトレーニングを見てほしい」「100歳まで現役でトレーナーを続けたい」ということで、オンラインでも受講できるようです(2021年1月8日 中日新聞 参照)。
また、現役ボディビルダーとして、84歳になっても自分のジムを経営しつつ、選手としても毎年ボディビル選手権大会に出場し、トップクラスの好成績を挙げ続けている広島県の金澤利翼さんも忘れてはなりません。
金澤さんの食事指導は、自然の恵みを受けた伝統的な食生活になるそうです。
「一生涯、筋トレを続けたことが私の最大の幸せ」と名言も残されております。