以前は、「喘息は一生の付き合いになりますから、薬は毎日しっかり飲んでいきましょう」
数十年前に喘息で医師に相談した人は、このようなことをいわれてきたのではありませんか?
しかし、近年では、食習慣が悪かったのが、一向に治らなかった原因とも考えられています。
普段、僕たちが口にする自然の食べものと違い、薬は、そのほとんどが合成物であり、カラダにとって異物なのです。
異物である薬は、カラダのさまざまなところに影響を与えながら、カラダ中を駆け巡ります。
今回は、薬は「消防士」のようなもの(前半)について、解説していきます٩( ᐛ )و
薬は病気そのものを治してくれるものではない
薬を飲んでも、病気が長引くことはよくあります。
解熱剤などは、酵素活性が弱まり、免疫力が低下するため、ますます長引いてしまうのです。
解熱剤だけでなく、西洋医療で使われる薬のほとんどが、『化学合成物質』です。
栄養はまったくなく、薬を長期間にわたって飲み続けると腸内環境に大きな影響を与えます。
元から多かった腐敗菌やウイルスがさらに増え、風邪が長引くだけでなく、カラダの状態を悪化させていきます。
なるべく薬は飲まないに越したことはありませんが、薬を服用するときには、「薬は病気そのものを治してくれるわけではない」ことを思い出していきましょう。
薬は、症状を緩ませることが目的のほとんどで、体調がよくなったとすれば、それは自身が本来持っている治癒力で治してくれたということです。
生活習慣病というのは、文字どおり自分自身の生活習慣が生み出した病気のことをいいます。
食中毒のような急性毒性はすぐに症状として現れるので原因が特定できますが、生活習慣病は自覚症状がないまま進行していくので、発病の瞬間を特定することもできませんし、原因を特定するのも難しいものもあり、慢性化してしまうことがほとんどです。
生活習慣が原因の病気にたいし、薬ができることは、カラダに現れている症状を抑えることです。
急性の症状であれば、一定の期間薬を飲めば、その症状は出ないようになりますが、慢性化している症状は、薬を飲んでいる間しか、その症状を抑制・緩和することができません(ノД`)
つまり、薬をやめたら、症状は以前と同じように出てしまうということです。
慢性化してしまった生活習慣病を治療しようと思ったら、原因となっている生活習慣を改める以外に道はありません!!
生活習慣病を患っている人の中には、病気の原因がなんであるかを考えずに、急性疾患と同じように「薬で治すもの」と思っている人が少なくないのが現実です。
今回は、ここまで!続きは次回になりますので、ぜひお楽しみに(*^ω^*)