コロナウイルスの影響で、ずっと家にいる、デスクワーク中心の仕事が増えたという場合、必然的に座ってすごす時間が長くなったのではないでしょうか?
実は、この長時間の座位は、カラダにとって大きな負担になります。
今回は、長時間の座りっぱなしで寿命が縮む!?30分に一回は立ち上がりカラダを動かそうについて、解説していきます٩( ᐛ )و
長時間座りっぱなしのリスクと改善策
長時間の座りっぱなしを続けることで、まず大きな筋肉の多い下半身の血行が悪化し、全身の血流が不十分になり、免疫力が低下します。
また、長時間じっとしていればストレスとなりますので、ストレスホルモンとも呼ばれる『ステロイドホルモン』の影響により、免疫細胞が働きにくくなってしまうのです。
さらに、免疫機能低下だけでは終わらなく、アメリカがん協会の研究によると、一日に6時間以上座る人は、3時間未満の人に比べて死亡リスクが19%も高いことが明らかになっています。
がんや心疾患、脳疾患、糖尿病などでの死亡リスクも増大するともいわれています。
つまり、長時間の座りっぱなしは、寿命を縮めることに直結しているということです。
かといって、デスクワークをやめるわけにもいかないと思いますので、ここで重要になってくるのは、こまめにカラダを動かすことです。
頻度の目安は、30分に一回程度。
ストレッチや足踏み、腰をひねるなどのその場でできる軽い運動で十分です!
あくまでポイントは、血行の悪い状態が長く続かないようにすることです(*^ω^*)
座りっぱなしの影響は脳の血流停滞にも
座り続けによりカラダがかたまると、肩まわりの血行も悪化します。
特に、猫背の人は要注意ですが、首や肩の周囲には、脳へと続く血管が集まっているため、かたまったり曲がったりすると、血管が圧迫されてしまうのです(ノД`)
その結果、脳への血流が滞り、全身に影響が出てしまうのです。
座りすぎ大国ニッポン
オーストラリアのシドニー大学が2012年に発表しました調査結果によると、日本人の座る平均時間は約420分(7時間)にたいし、20カ国の平均時間は約300分(5時間)ということが明らかになっています。
また、明治安田厚生事業団体力医学研究所による2019年の調査では、一日9時間以上座っている成人は、7時間未満と比べて糖尿病を患う可能性が、なんと2.5倍程度高くなるという結果も明らかになっています。
参考までに!!