「グルテンフリー」「カゼインフリー」というのは、腸を傷つけ、炎症を起こす原因にもなっているものを制限していこうということです。
口から入れない意識、食べないことで、カラダの免疫機能の約70%が集まっている腸を守っていくという考え方になります。
今回は、グルテンフリー・カゼインフリーの腸活生活をはじめよう(前半)について、解説していきます٩( ᐛ )و
小麦の「グルテン」が腸を傷つけている
小麦には、グルテンというタンパク質の混合物が含まれています。
小麦粉を水と混ぜてこねるとネバネバになり、粘着性と弾性が出ますが、この性質のおかげで、パンやピザ生地、麺類、焼き菓子をつくることができるのです。
しかし、グルテンのネバネバとした粘着性が腸の表面に薄く付着することで、腸は十分に働くことができず、消化と吸収の作業が妨げられてしまいます(ノД`)
栄養素が非自己物質のまま存在し続ければ、免疫システムが攻撃をしにやってきます。
すると、腸の粘膜で炎症が生じ、炎症が長引けば、粘膜細胞で構成される腸壁が傷ついていきます。
さらに、進行すれば、粘膜細胞同士の結合もゆるみ、粘膜細胞間に隙間ができます。
これが原因で、腸に小さな穴ができることで、『リーキーガット症候群』といわれる状態になり、腸内環境をますます悪化させるのです。
小麦は腸活以外にも避けたい理由がある
2018年、日本の小麦自給率は12%で、大半を輸入に頼っています。
その輸入小麦には、輸送や保管中の害虫やカビの発生を防ぐため、収穫前に除草剤グリホサートを全面に撒き散らして枯らす「プレハーベスト」という方法も主流になってきています。
パンによく使われる強力粉の汚染が、特にひどいという報告があります。
このグリホサートは、現在、遺伝子組換え作物の90%近くに用いられている除草剤でもあり、輸入小麦のほとんどは、遺伝子組換えであるともいえます。
収穫前に除草剤(農薬)を撒き散らし、栽培中に農薬を撒き散らし、栽培後にも農薬を撒き散らすことで、品質の安定化を図っています。
この品質の安定化は、本当に必要なのか、疑問ですよねf^_^;
海外産小麦は、輸出国が管理しており、輸入国は基本的にアメリカ、カナダ、オーストラリアに限定されています。
食品を選ぶ際には、遺伝子組換えではない、農薬が使われていない、国産小麦を選ぶことが大切ですが、それでも、グルテンですから摂りすぎには、注意が必要です。
特にパンは、小麦に加え、食品添加物の問題がありますので、気をつけたいところです。
ただ、グルテンフリーにしてもしなくても変わらない人は、素材に気をつければ摂っても問題ありません。
腸がよければすべてよし!ということです(*^ω^*)
今回はここまで!!次回の続きもお楽しみに*\(^o^)/*