ダイエットをする人にとって、「脂肪は悪者だ!」と思うかもしれませんが、すべての脂肪が悪者なのではなく、ダイエットの効率を上げてくれる脂肪もあるのです。
今回は、ダイエットに効く褐色脂肪細胞について、解説していきます٩( ᐛ )و
ダイエットに効く褐色脂肪細胞とは!?
脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。
褐色脂肪細胞は、特にカラダが熱を生み出す必要があるときの代謝に関係しています。
そして、多数のミトコンドリアが存在しているのが特徴です。
実は、肥満の人は、褐色脂肪細胞が減少しているか、もしくは、ほとんどないことがわかっています。
このことから、褐色脂肪細胞を増やすことがダイエットに役立つと考えられています。
カラダが熱を生み出す褐色脂肪細胞の働きを活発にする方法について
結論から言いますと、褐色脂肪細胞の働きを活発にするには、寒いところにいればいいということです。
では、どのくらいの寒さがいいのかというと、ミトコンドリアが増えやすい条件を調べた研究では、「12℃で10分間」という条件だったそうです。
12℃とは、だいたい春・秋の朝や冬の日中くらいの気温になります。
そのタイミングで10分程度、外に出て過ごすことができればよいと考えれば、そんなに難しいことではなさそうですよね。
褐色脂肪細胞の働きを活発にするのは、そんなに難しいことではないのです。
カラダが冷えやすい人は、使い捨てカイロをカラダに貼ったり、遠赤外線で発熱する繊維のインナーを着たりするなど、寒さ対策をしているかもしれませんが、「もしかしたら、私は褐色脂肪細胞が減っているのかも…」と考えるようにしてみましょう。
カラダの外から熱を加えるだけでは、カラダが発熱する能力は高まりません。
肌寒い中、あえて外に出るなんてイヤだなと思うかもしれませんが、代謝を高めるという根本的な対策だと思って、外を10分程歩く日をつくってみることをオススメしますd(^_^o)