体内のめぐりをよくすることで、免疫力がアップすることは基本の考え方になります。
そのため、世界各地には、めぐりをよくする治療法が多く伝えられています。
そんな中で咳(せき)やのどの痛み、発熱を抑えるのに効果的といわれ、注目を集めているのが、ベトナム式顔ツボ療法『ディエンチャン(顔診断)』です。
創始者であるブイ・クォック・チャウ教授から直接教えを受けた鍼灸師の冨野玲子氏は、ベトナムでディエンチャンのセラピストたちが薬を使わず大きな治癒効果をあげていることを目の当たりにして感銘を受けたと話しています。
今回は、顔に存在する600のツボで不調改善について、解説していきます٩( ᐛ )و
ディエンチャンという療法について
ディエンチャンのはじまりは、「600のツボがある顔への治療は脳を刺激しやすく、全身に早く効果的に働く」という考えから生まれました。
鍼灸治療をもとにしながら誰でも簡単に実践できるようにと、指や箸(はし)でツボを刺激する方法が広まっています。
顔を探り、痛みを感じる箇所を刺激するだけの手軽さだから、外出先でちょっと咳き込んだり、熱っぽさ、疲れやだるさを感じたりというときにも、その場でこっそり実践できます。
ツボを押して具体的な症状を改善するほかにも、眉間をやさしくなでて鎮静(ちんせい)やリラックスを促せば、免疫力アップにも効果的です(*^ω^*)
痛みが消えれば症状軽減!箸や指で行う基本的な刺激術
まず、肌を傷つけないよう、先が細く丸まった滑りのよい塗り箸や、人差し指を曲げた第二関節の角を使います。
ツボの周辺でいちばん強く痛む箇所を、肌が5mm程度沈む強さで30秒押し続けます。
再度探って痛みが残っていれば、もう一度同じ動作を繰り返します。
動作を行うときは、目を突かないよう注意しましょう。
参考までに!!