夏場の暑い日は、湯船につかるのがついついめんどくさいと感じてしまうという人も多いのではないでしょうか?
夏のカラダは、意外にも通勤電車やオフィスの冷房などにより、思った以上に冷えてしまっているのが現状です。
また、日本特有の高温多湿な気候によるストレスやカラダの冷えとともに自律神経の機能が低下し、免疫機能までも妨げられてしまうのです。
入浴は、温熱・水圧・浮力といった3つの物理的作用が効果的に働き、夏の疲れや冷え、ストレスにもってこいの健康法です。
ぜひ夏こそ入浴でカラダを温め、心身ともにリラックスさせるべきなのです!
今回は、足湯で20〜30分温めれば全身浴と同じ効果が得られるについて、解説していきます٩( ᐛ )و
足湯の効果
入浴できない、病気中で体力が低下しているときなどに、新潟大学名誉教授である安保徹氏がオススメする入浴法が足湯です。
約40℃のお湯を洗面所などの容器にそそぎ、20〜30分ほど足をつけるという方法です。
足元から血流が促進されるので、全身浴と同じ効果を得ることができます。
足湯は、場所を選ばず、どこでもできるため、リビングでテレビを観たり、読書をしたりしながらすることも可能です。
そばに熱いお湯を用意し、ぬるくなったらお湯をつぎ足しながら行うようにするといいです。
また、時間がない、疲れているなどの理由からシャワーだけで、済ます場合もあるかと思います。
その場合、たとえシャワーだけでも、できるだけカラダを温める方法を工夫したいものです。
まず、シャワーのお湯の温度を全身浴では40℃前後だったところを、少し高めの42℃に設定し、3分程度浴びます。
また、シャワーは、どうしても足元が温まりにくいため、もし湯船があるなら少しお湯をためて、足元だけ湯船のお湯につかりながらシャワーをつかうという方法もありです(*^ω^*)
お湯につかる3つの効果
お湯につかる効果について、以下にまとめてみました。
①温熱効果
→湯につかることで血管が広がり、血流がよくなってカラダが温まります。
②静水圧効果
→適度な水圧で血管が圧迫され、血液やリンパの循環がよくなります。
③浮力効果
→浮力によってカラダにかかる負荷が軽減され、筋肉をほぐします。
乾布摩擦でカラダを温める方法
入浴はある程度体力を消耗するため、高齢の方や病気療養中などの人には、乾布摩擦をオススメします。
手ぬぐいやタオルを使って、背中や腕、お腹など上半身をこすればカラダが温まります。
肌を傷つけないよう、ほんのり赤くなる程度にとどめ、寒い日は、暖かい室内で行うようにしましょう。
参考までに!!