前回の続きになります。
前回の記事をまだ読んでいないという人は、こちらから!!
今回は、添加物に関する大きなポイント3つを解説していきます٩( ᐛ )و
ポイント①:活性酸素を発生させてしまう
化学的につくられた医薬品というものは、いろんな恩恵もありますが、こういった人工的な化学物質というのは、基本的に肝臓の働きによって、代謝され解毒されます。
未加工の食品を食べている場合は、肝臓に負担というのはほとんどありませんが、医薬品や食品添加物の多い食品を常食化していくことで、肝臓への負担がかかります。
それが、一年に数回程度であれば問題ないのですが、現代人は、毎日のように加工食品に頼ることが多くなっているので、問題です。
この行為が常食化して、365日、肝臓をフルタイムで活動させてしまうと、そこで無駄なエネルギー分子やATPが排出されてしまいます。
さらに問題は、活性酸素を生んでしまうということです。
特に、活性酸素をたくさん生んでしまうと、『ミトコンドリア』の機能が落ちていきます。
つまり、老化を加速させるということです(ノД`)
ポイント②:腸内環境を変化させてしまう
乳化剤は、マーガリンや乳製品、そしてパンなど、あらゆる食品に含まれています。
この乳化剤は、腸内環境、特に『腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)』に変化すると、悪玉菌が増えやすくなるということになります。
人工甘味料は、活性酸素を発生させやすいこともありますが、さらに腸内環境を変えてしまいます。
腸内細菌叢が変わると、それによってインスリン抵抗性が起こりやすいという報告があるため、あまりよくないです。
添加物というのは、腸内環境を変化させて、私たちの腸内細菌叢を変えてしまう、そうなると、当然、カラダ全体の代謝に影響が起き、炎症を起こしてしまうという問題が起きるということになります。
例えば、トクホ(特定保健用食品)の飲料がありますが、確かに食物繊維が入っていたり、一つの原材料においてはよいものが入っていたりします。
ただ、その製品を全体で見たときには、人工甘味料が数種類含まれていたりします。
まとめると、トクホは、一つだけの成分にフォーカスしているわけなので、原材料表示の全体を見て、選べる力が必要となります(*^ω^*)
ポイント③:ミネラルを排出させてしまう
これも大きな問題です。
添加物は、ミネラルの吸収を阻害させたり、ミネラルを余計に排出させてしまう、そういった働きがあるという報告があります。
例えば、PH(パーハー)調整剤は、ミネラルを捕まえて捨てる力が強く、マグネシウム、鉄、亜鉛などを捕まえて捨ててしまうのです。
亜鉛も食品添加物に弱いミネラルの一つですが、例えば、増粘剤や結着剤、品質改良剤、ゲル化剤、こういった添加物は、亜鉛をかなり排出させるという論文報告もあります。
鉄については、うどんなどに含まれている「加工デンプン」が、鉄や亜鉛をたくさん排出してしまう、そういった働きがあるので、うどんをよく食べる人、特に女性の方は、気をつけたほうが良さそうです。
その理由は、鉄不足になり、貧血になる可能性があるからです。
このように食品添加物は、私たちが無意識のうちに、いつの間にか、カラダにマイナスな作用を与えていることになります。
また、加工食品の問題というのは、単に添加物だけの問題ではなく、ビタミンやミネラルの吸収を非常に少なくします。
それによって、栄養があると思って食べていたけど、実は、ほとんどなかった、ということはよくある話ですf^_^;