私たちの食生活は、食品添加物のおかげで豊かになり、便利になったのは、間違いありません。
流通させる中で、腐ったり、カビが生えないためにも、食品添加物を加えることで酸化を防いだり、カビを防いだり、味を均一化したり、さまざまな働きのおかげで恩恵を受けています。
ただ、基本的には、「非常食」として捉えるべきです。
現代の問題は、この食品添加物が「常食化」していることです。
今回は、食品添加物を避けたい!3つの理由(前半)について、解説していきます٩( ᐛ )و
食品添加物の複合的摂取
「食品添加物の神様」とも呼ばれる安部司氏によると、日本人は、一年間に4kgの食品添加物を摂取している計算になるといいます。
一日にして11g、もし、4kgの食品添加物を目の前で渡されて、これを一年で飲み切ってください、といわれたらどうでしょうか?
それが食品化されると、あっさり摂れてしまうので問題なのです。
もちろん、食品添加物に関しては、研究機関が安全性試験をしているわけで、そのうえで、人間にたいしてでも、この程度なら問題ないだろうということで、供給にいたっています。
しかし、いちばんの問題というのは、試験は単一の種類でしかしていないということです。
本来の食品、加工食品というのは、数種類以上の食品添加物が入っています。
多いものでは、菓子パンなどで10数種類、かなり多いもので、カレールー、コンビニ弁当、肉の加工品などで20種類以上あります。
詳しくは、原材料表示を見ていただければ確認できるものもあります。
このような問題を考えたら、私たちが食品添加物を複合的に摂取した場合の試験やそういった基礎研究というものはやっていないのです。
つまり、数種類以上の添加物が入った場合に、体内にどのような悪影響があるかまでやっていないので、安全性試験というのは、どこまで信憑性があるかというと、疑問だらけです(^_^;)
特に、肉の加工品は避けたいところです。
ベーコン・ハム・ソーセージ・魚肉ソーセージなどには、添加物が多く、中でも『亜硝酸Na(発色剤)』が要注意です。
亜硝酸Naは、肉に多く含まれる『アミン』という物質と反応して、『ニトロソアミン類』という物質に変化し、強い発がん性に変わります。
ニトロソアミン類は、酸性状態でできやすい物質のため、亜硝酸Naを含んだハムやベーコンなどを食べると、胃の中で生成される可能性が高いのです。
また、加工肉自体にニトロソアミン類が含まれていることもあります。
発色剤フリーのものを選ぶか、肉の加工品ではなく、良質な肉を選ぶことをオススメしますd(^_^o)
添加物に関する3つのポイント
添加物に関しては、次の3つのポイントを把握しておきましょう。
①活性環境を発生させてしまう
②腸内環境を変化させてしまう
③ミネラルを排出させてしまう
この大きな3つを押さえておけば、食品添加物が、なぜカラダにデメリットなのかがわかってきます。
今回はここまで!次回3つのポイントを解説していきますので、お楽しみに(*^ω^*)