筋トレを頑張って、プロテインを飲んでいるのに、筋肉がつかない!
また、ダイエットをはじめて、肌荒れがひどくなった!
そんな経験はありませんか?
実は、その原因、もしかすると、脂質の摂取量が足りていない可能性が高いのです!
今回は、なぜ脂質を摂らないと筋肉の成長および肌荒れの改善がされないのか、解説していきます٩( ᐛ )و
脂質について
脂質とは、糖質・タンパク質と並び、人が生きていくうえで、必要な三大栄養素の一つです。
糖質とタンパク質は、1gあたり4kcalに比べ、脂質は、1gあたり9kcalと高いのです。
そのため、意識して摂取しないと過剰摂取になり兼ねないのも事実です。
しかし、脂質を全く摂らないと、前置きのようなことが起こってしまいます( ´Д`)
理由は、脂質がホルモンの材料になるからなんです!!
つまり、男性ホルモンが少なければ筋肉の成長はないし、女性ホルモンが足りないと肌荒れを起こしやすくなるのです。
では、どのくらいが適量なのかを次項で見ていきましょう!!
脂質の摂取量について
結論から言いますと、脂質の一日の摂取量は総摂取カロリーの15〜30%の間になります。
また、脂質には、『飽和脂肪酸』と『不飽和脂肪酸』に分けることができ、飽和脂肪酸を1、不飽和脂肪酸を2の割合で摂取すると、体に良いと言われています(^^)
次項では、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸について詳しくお伝えしていきます。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸について
まず、常温でどのようになるのかで、飽和脂肪酸なのか、不飽和脂肪酸なのか区別することができます。
因みに飽和脂肪酸が固体で、不飽和脂肪酸が液体になります。
さらに、それぞれの効果として飽和脂肪酸は、コレステロール値を上げ、不飽和脂肪酸は、コレステロール値を下げます。
つまり、コレステロール値のバランスは、二つの脂肪酸から成り立っているのです( ̄∇ ̄)
また、不飽和脂肪酸については、数字の少ないオメガ系を積極的に摂取した方がいいですね。
その理由は、オメガ系で一番少ない数字が3、つまりオメガ3には、高脂血症や高血圧などの改善と予防、血をサラサラにして、体内の脂肪までも分解してくれるDHA・EPAが含まれているからなのです。
DHA・EPAの代表的な食材は、こちら↓↓
さんま…100g DHA:1600mg EPA:850mg🐟
まさば…100g DHA:970mg EPA:690mg🐟
まあじ…100g DHA:570mg EPA:560mg🐟
くろまぐろ(赤身)…100g DHA:120mg EPA:27mg🐟
※文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)脂肪酸成分表」を参照
今回のテーマで脂質という要素がダイエットの味方であることをわかっていただけたと思います。
どの脂質も体に必要ではありますが、摂りすぎにはご注意くださいね(^_−)−☆