「明日こそ自分を変える!」という過去の記憶に基づかない設定をしてしまうと、過度な期待とそれにたいする罪悪感から、また過度に期待してしまう悪循環を生んでしまいます。
そのような方には、食べてしまったという事実に基づいて、食べないようにするのではなく、まずは、食べることを前提に食べ方を変えてみることからはじめてみては、どうでしょうか?
今回は、食べてしまった罪悪感を防ぐ方法について、解説していきます٩( ᐛ )و
得られる情報が多い程、行動をコントロールすることができる
脳は、行動したらその先どうなるか、という予測ができると、その結果に対しての準備ができるので、行動をコントロールしやすくなります。
スナック菓子を食べるときに、袋に直接手を入れて食べる人がほとんどかと思いますが、この場合、袋の中身は見えないので、脳にとっては、スナック菓子を食べる行動がどのくらいで終わるのかが予測しにくいのです。
その行為の終わりが見えないと、途中で切り上げることはできません。
そのため、スナック菓子を食べ続けてしまいます。
そこで、スナック菓子を食べるときに、袋から出してお皿に盛りつけてみましょう。
いちいち盛りつけるのはめんどくさい、と思うかもしれませんが、せっかく食べたいという欲求があるわけなので、焦らず丁寧に食べたほうが欲求を満たせます。
試しに、お皿にスナック菓子を出してから食べて、お皿に盛られたお菓子がなくなった、ということを脳に見せてあげましょう。
こうすることで、脳は、どの程度食べたら満たされるのか、というカラダの内部情報と、見た目としてどの程度食べたのか、という外部からの視覚情報を合わせて得ることができます。
得られる情報が多彩なほど、現状の把握と将来の予測は、精度が上がるので、行動をコントロールできるようになるのです。
脳に「食べる」という行為がどんなことなのかを、わかりやすくしてあげることがポイントですd(^_^o)