「グ〜と、お腹が鳴った、恥ずかしい…」
このような経験を読者の皆さんは、最近しましたでしょうか?
実は、この「グ〜」とお腹がなる現象は、『モチリン』というホルモンの作用によって起こります。
モチリンは、胃を縮ませ、胃から食べものを小腸へ移動させようとするときに鳴ります。
それと同時に、若返りホルモンと呼ばれる『グレリン』がしっかり分泌されている証拠でもあるのです。
今回は、お腹の「グー」が、最高の薬をつくるについて、解説していきます٩( ᐛ )و
若返りホルモン「グレリン」
グレリンが体内で分泌されれば、全身の臓器の『ミトコンドリア』が元気づけられます。
グレリンは、空腹のときにしか分泌されないため、「グ〜」というお腹が鳴ることで、体内でさまざまな天然の「薬」がつくり出されていくのです(*^ω^*)
「サーチュイン遺伝子」が遺伝子の修復をはじめる
「グ〜」から今度は、長寿遺伝子とも呼ばれる『サーチュイン遺伝子』が起動していきます。
この遺伝子は、体内の遺伝子をスキャンして、傷ついているところをどんどん修復しはじめるのです。
例えば、免疫細胞を活性化させたり、血管の老化を抑えたりもしてくれるのです。
この機能は、食を断ってから約12〜16時間後に起動するといわれており、誰にでも備わっている機能になります。
いかがだったでしょうか?
カラダにたいして、「食べものがない」という危機的状況を知らせることで、生き延びるための仕組みが起動します。
これは、人類の歴史の中では、飢える時間が長かったために備わった仕組みともいわれています。
実は、カラダの中に今回解説しました「名医たち」が備わっていて、それが使われずに眠っていることが多いのですd(^_^o)