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糖質との向き合い方
カラダの中で、余分な糖とタンパク質が結びついてタンパク質が変性、劣化して『AGE(終末糖化産物)』という名の老化物質を生成する反応を「糖化」といいます。
このAGEは、分解されにくく、蓄積は肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さらに体調不良や糖尿病、高血圧、がん等々の温床にもなります。
抗糖化対策としては、加熱せずに生で食べられるものは生で食べてしまい、「ゆでる」「煮る」「蒸す」などAGEの発生を抑えられる調理法も意識し、「揚げ物」「焼き物」「炒め物」といった料理は控えめにするといいですね。
電子レンジを使用した食品、シリアル、スナック菓子など、パリッとした食感の「高AGE食品」もできるだけ摂りすぎないことをオススメします。
また、糖質制限や炭水化物抜きダイエットにも、気をつける必要があります。
糖質は、そもそも私たち人間に必要なエネルギーです。
糖質を制限してしまうと、人体の維持に必要なエネルギーをタンパク質や脂質で補うことになります。
つまり、糖エネルギーが不足すると、それを補うために、カラダは自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えていきます。
その結果、筋肉量がどんどん減少し、骨粗しょう症の原因にもなります。
また、そのような食習慣だと、血管に悪玉コレステロールがたまっていき、血管が傷んだり、老化が進行したりして、脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性が高まっていくのです。
このようなことから、バランスが大事になってくるため、糖質制限や炭水化物抜きダイエットといった極端な食事はオススメできません(ノД`)
カラダにプラスの「良き習慣」にしたいもの
良き習慣の基本といえば、調味料にこだわることや出汁を摂ること、カロリー計算よりも先に、できるだけ加工の少ない「生きた食べもの」を摂ることです。
日本古来からある発酵食品なども良き習慣にしたいものです(*^ω^*)
例えば、麹(こうじ)を使ったもの、塩麹や醤油麹、そして、砂糖の代わりに麹を使うなどです。
麹は、甘みがあり、天然の菌をつくっているため、アミノ酸やブドウ糖のバランスがよく、麹からつくった甘酒は素晴らしい栄養源になります。
また、ファスティングで腸内環境を一掃し、細胞からキレイにすることで、感覚もリセットされ、中毒になりそうなものは自然と避けるようになり、カラダによいものを欲する習慣になっていきます。