【健康】絶食こそが快眠を生む

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【健康】絶食こそが快眠を生む

錦糸町のパーソナルジムならオレンジジム

夕食を早めることで、体脂肪をつきにくくすることは、有名な話ですよね。

実は、夕食を早めることで、もう一つカラダに大きな狙いがあるのです。

それは、生体リズムのスタートを明確にすることです。

これには、何も食べていない状態である、つまり、絶食の役割が関係しています。

今回は、絶食がもたらす快眠のメカニズムについて、解説していきます٩( ᐛ )و

体温が下がるほど快眠が可能になる!?

朝食を摂ることは、健康に良いといわれていますが、せっかく朝食を摂っても、遅い時間に夕食を摂ったら、健康にはあまりよくはありません(ノД`)

それは、「絶食時間」が短いからです。

実は、生体リズムの恩恵を受けるには、絶食時間が大きなポイントになるのです。

絶食は、私たちにどんな意味をもたらすのでしょうか?

とある動物実験の結果を見ていきましょう。

マウスが絶食しているときの体温調節の変化を調べた研究では、絶食している時間の早い段階に急激に体温が低下しました。

げっ歯類や鳥類の一部では、一日のうちの活動していない時期に、体温や代謝が低下する『torpor(休止状態)』という現象があります。

仮に、torporを人間の睡眠中に当てはめて考えると、夕食を早めに終えて絶食していると、就寝前に体温が急激に下がったという状態になります。

体温が下がることは、睡眠の質に大きく影響しているのです。

また、睡眠に関わる生体リズムには、内臓の温度である『深部体温リズム』があります。

深部体温が高くなるほどハイパフォーマンスになり、低くなるほど起きていられなくなります。

私たち人間の深部体温は、起床11時間後にピークを迎え、起床22時間後に最低になるリズムを持っています。

例えば、朝6時に起きる生活の場合は、午後5時ごろにもっとも元気になり、たとえ徹夜をしようとしても、午前4時ごろには、うとうと眠ってしまいます。

私たちは、眠りはじめの体温が急激に下がるほど深く眠ります。

つまり、夕食後の絶食によって深い眠りが促されるのです。

これは、食べなければ体温が下がって眠くなる、という即時的な作用ではありません。

なぜなら、生体リズムを司る脳の『視交叉上核(しこうさじょうかく)』という部位を機能しないようにしたマウスでは、絶食をしてもこの体温低下は見られなかったからです。

絶食そのものが体温を下げているというより、絶食という行為が生体リズムを助けているということです(*^ω^*)