【ダイエット】体脂肪が消費される運動、消費されない運動

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【ダイエット】体脂肪が消費される運動、消費されない運動

錦糸町のパーソナルジムならオレンジジム

運動(強さ×時間)の数値が同じであっても、運動のやり方によって効率的に脂肪を減らせたり、そうでなかったりします。

どうせ運動するのなら効果的にやりたいものですよね(*^ω^*)

今回は、体脂肪が消費される運動、消費されない運動について、解説していきます٩( ᐛ )و

運動によるエネルギー消費量は、『強さ×時間』

極論をいえば、「身近な運動を見つける」「日常生活の中でできる、ちょっとした運動を探す」「可能なものを探して、実行し、活動量を増やす」。

これだけでも十分、体脂肪は消費されます。

多くの人の場合、とりあえず歩くことからスタートするかと思いますが、歩くという行為は、運動の強さとしては、かなり低い部類になります。

強度が低いので、ある程度の時間が必要になりますし、それなりの距離も必要になります。

しかし、もっと強い運動であれば、時間は短くても、エネルギー消費量という面では同様の効果が見込めるのです。

運動によるエネルギー消費量は、『強さ×時間』で考えます。

つまり、運動がきついと思う人は、ゆるい運動を長時間やればいいですし、きつめの運動ができる人なら、短時間でも、前者と同じエネルギー量が見込めるということになります。

ただし、体脂肪を落とすという目的になると、少々話が違ってくるのです。

最大酸素摂取量とは

若い人や運動経験がそれなりにある人だと、どうしても、強めの運動を好むものですよね。

だらだらとウォーキングするより、ジョギングをしたり、どうせジョギングするなら、少しでも速く、ということになるかもしれません。

その人にとって精一杯のジョギングこそが、生理学の分野では『100%最大酸素摂取量』の強さということになります。

ちなみに、最大酸素摂取量の値が高ければ高いほど、持久力が高いということになります。

この数値は、一分間でどれだけの酸素を体内に取り入れることができるかを表したもので、正確な測定には、専門的な設備が必要になります。

よくフィットネスクラブなどで自転車エルゴメーターやトレッドミル(ランニングマシン)を使って、簡易に測れるものは、あくまで推定値になります。

次に1500m走を例に最大酸素摂取量の説明をしていきます(^∇^)

1500m走を5〜6分が限界の人が、今度は同じ1500m走を倍の時間を使った10〜12分で走るとしましょう。

すると、運動の強度は、半分の『50%最大酸素摂取量』ということになります。

総エネルギー消費量は『強さ×時間』ですから、5〜6分で走ろうが、10〜12分で走ろうが、どちらも同じです。

ところが、脂肪の落ち方は、全く違ってきます。

50%最大酸素摂取量がエネルギー消費で一番効率的

運動でも、基礎代謝でも、消費されるエネルギー源は、「脂肪5:糖質5」の半々が基本になります。

ところが、『100%最大酸素摂取量』の有酸素運動では、消費される95%以上が糖質になります(゚o゚;;

そこから運動の強さを50%まで落とせば、消費されるエネルギー源は、脂肪と糖質の半々になります。

さらに、運動を軽くして、例えば、40%最大酸素摂取量とか、30%まで落としたとしても、エネルギー源の比率は、残念ながら変わりません。

なぜなら、基礎代謝も同じ半々だからです!

ということは、運動時間と脂肪燃焼率のことを考えれば、50%の運動強度が一番効率がいいということになります。

50%の運動強度以下の軽い運動で、『強さ×時間』の値が、もっとも大きくなる運動こそが、その人にとって体脂肪が一番消費できる運動ということになるのです。