最近、注目を集めている『リバースエイジング』という言葉を知っていますか？
アンチエイジングが「老化を遅らせる」であれば、リバースエイジングは「老化を巻き戻す」ということになります。
今回は、カラダを細胞レベルから若返らせる『リバースエイジング』について、解説していきます٩( ᐛ )و
細胞の若返りを狙う「ファイトケミカルズ」とは！？
細胞の若返りを狙う食べもののキーワードは、『ファイトケミカルズ』です。
ファイトケミカルズとは、植物性だけに含まれる有効成分で、私たちのカラダの老化を進める原因となる活性酸素を吸収する力があるといわれています。
自ら歩いて移動することができない植物が、紫外線や害虫から身を守る自衛手段として産生する“生き抜くパワーのある栄養素”であり、その種類は、2万以上にものぼります。
有名なファイトケミカルズには、緑茶に含まれる「カテキン」や大豆類に含まれる「イソフラボン」などがあり、野菜や果物、豆類といった植物性の食べものに含まれています。
ただし、ファイトケミカルズは、野菜や果物などのなかでも、普段食べない外皮や種子に、特に多く含まれているのです。
つまり、ファイトケミカルズをより効率よくカラダに取り込むためには、皮をむかずに丸ごとすべて食べる「一物全体食」という食べ方をオススメしますd(^_^o)
有機栽培の野菜や果物を収穫直後の新鮮な状態で、そのまま丸ごと食べるのが、老化を巻き戻すベストな食べ方になります！！
１種類にこだわるのではなく多くの種類を摂るようにしよう
ファイトケミカルズは、どれか１種類を大量に食べるより、たくさんの種類をまんべんなく摂る方が効果的であることもわかっています。
一つの植物には、50〜500種類のファイトケミカルズが含まれているので、丸ごと摂るようにしましょう。
また、サプリメントで補うときにも「どれか一つの有効成分を抽出」ではなく、「丸ごと濃縮」したものを摂るのが正解です。
科学の力でより効率よく「リバースエイジング」をしよう
最近では、ファイトケミカルズを超えた活性酸素対策として、特別な植物の複合体「ファイトプロテクト」が注目されています。
細胞の中で遺伝子を活性酸素から守る、SODという酵素が細胞外から守るだけでなく、細胞の内側からもカラダの劣化が抑制されることになるのです。
こうなると、日常の食事だけでは、到達することのできない、科学の力を有効に使う日常が現実のものになっていきます。
最後に、主なファイトケミカルズが多く含まれる食べもの例をまとめましたので、ぜひ参考にして、実施してみてください(^_−)−☆
ブルーベリー、カシスなど → アントシアニン
大豆や大豆加工食品など → イソフラボン
トマトやスイカなど → リコピン
緑茶や紅茶など → カテキン
唐辛子など → カプサイシン
ブロッコリースプラウト（新芽）など → スルフォラファン
そばなど → ルチン