食事の考え方として、ダイエットでは、体脂肪を減らしながらも筋肉は減らさないというのが、基本の考え方です。
脳が飢餓状態と判断しないよう、糖質を極端に減らすことは、NG行為であり、筋肉の成長のためには、良質なタンパク質の摂取も不可欠です。
そして、一番大事なのは、続けられる範囲の食事制限をすることが大切です。
たいして、筋トレは、意外なくらいそうではないのです。
今回は、食事制限と筋トレの継続について、解説していきます٩( ᐛ )و
足りない部分は、上手くサプリメントで補おう
食事制限のみで保っている摂取カロリーと消費カロリーの平衡状態は、食事制限を破れば一気に崩壊してしまうのが、現実です。
より早い効果を求める場合、サプリメントの力を借りてということになりますが、基本的には、自然の食事でまかなうのが、理想とされています。
本当に、どうしても足りなくなる部分のみをサプリメントで補う程度にしていただきたいのですが、それでもせっかく摂るなら、効果的なタイミングを意識して摂りましょう。
BCAAにしろ、プロテインにしろ、以前は、トレーニング後、30分以内に摂取しないと効果があまり出ないということが言われていましたが、最近になって、トレーニング後、2時間後でも効果は変わらないという研究報告が出てきています(*^ω^*)
また、トレーニング1時間前に摂取すると、トレーニング中の筋肉の分解を防ぐという報告もあります。
このことから、余裕を持って摂取しても構わないのですが、筋トレ後、なるべく速やかに摂った方が、筋肉への吸収にいいのは、確かです。
「サプリメントではなく、肉や魚などのタンパク質の多いとされる食べ物でもいいのでは?」そう考える人もいるかと思いますが、仮に100gの牛ステーキを食べたとしても、そのうちタンパク質は、約15g程度で、あとは脂質です。
赤身の多いものでも、20g程度ですから、特段の効果は見込めないのです。
サプリメントを使うのであれば、上手く自然の食事と絡めることが鉄則となりますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
そうすることで、食事制限の平衡状態を保てますので、一気に崩壊することは防げるかと思います。
筋トレは中断期間を設けてもいい理由
たいして、筋トレは、続けなくてもいい期間を設けても、食事制限ほどダメージを受けることはありません。
もちろん、続けなければ筋力は落ち、筋肉量も減っていきます。
しかし、筋トレの効果を、しばらくの間“筋肉は記憶する”のです。
三ヶ月の筋トレで、それなりの筋肉増強効果があっても、そこでやめてしまえば筋肉は、やがて萎縮し、元通りになっていきます。
ところが、一度鍛えて増強したという記憶、痕跡があるため、筋トレを再開した際は、比較的はやい段階で筋肉増強が図れます。
筋肉を増やすには、筋繊維を太くするか、あるいは筋繊維内の核数を増やすしか方法はありません。
そして、一度増えた核数は、萎縮したとしても、すぐには減らないのです。
つまり、筋トレの場合は、途中で続けられなくなっても、また再開すればいいやという気持ちで、とにかく三ヶ月、週2回の筋トレをはじめることをオススメします。