このようなお話をしても、ピンとこない人の方が多いかもしれません。
“食べすぎ”が慢性化してしまっているとき、人はなかなか、“自分が食べすぎている”という自覚がないものです。
「自分は、一日3食摂っているけれど、別に胃がパンパンになるわけでもなく、食べすぎているという実感はない」そう思われた人もいるでしょう。
では、ここで一つ質問です。
読者のみなさんは、食べた後、疲れを感じたり、だるくなったり、眠くなったりすることはありませんか?
もし心当たりがある人は、要注意です!!
なぜなら、“食べすぎている”可能性があるからです。
今回は、“食べすぎがもたらすサイン”について、解説していきます٩( ᐛ )و
“食べすぎ”がもたらす内臓のサインとは!?
食事をした後は、消化のため、血液が胃腸に集まり、また血糖値も上昇するので、少しくらい眠くなったりするのは普通のことです。
しかし、疲れやだるさ、眠気がひどい場合には、“食べすぎている”“胃腸をはじめとする内臓が弱っている”可能性が非常に高いのです。
もし無理なく消化できる量以上のものを食べている場合、あなたのカラダの中では、次のようなことが起こっています。
胃腸は、毎日ギリギリまで働かされて疲れており、すでに消化する能力が衰えています。
そこへ、休む間もなく、次々に食べものが運ばれてきますから、全部をきちんと消化することができません。
すると、未消化のままの食べものが腸内にたまり、腐敗し、さらに有害物質となり、腸内環境が乱れ、ますます腸の働きが悪くなるという悪循環が起こります。
こうなると、まさにブラック企業ですねf^_^;
また、働きすぎで疲れてしまうのは、胃腸だけでなく、肝臓も同じです。
肝臓には、食べものを『解毒』したり、食べものから得たエネルギーを蓄えたりする働きがあり、食べものが大量に、もしくはひっきりなしに送られてくると、肝臓も休む暇がなく、疲れてしまいます(ノД`)
このように、内臓の疲れや腸で発生した有害物質、肝臓で分解できなかった毒素は、カラダにさまざまな不調をもたらします。
食べた後に、あなたがもし眠気や疲れ、だるさを感じることがあれば、胃腸や肝臓が発している「疲れのサイン」である可能性がありますので、ぜひ意識してみてくださいd(^_^o)