一日2回、丁寧に歯磨きをしている人の口腔内の菌数は、約1,000〜2,000個といわれています。
一方、適当に歯磨きをしている人の菌数は、なんとその3〜5倍にも膨れ上がるといわれています。
そのため、口腔内を清潔に保つためには、最低でも一日2回はしっかり磨きたいところです。
医学博士の飯沼一茂氏によると、特に朝起きたときだけは、食事の後ではなく食事の前に磨くことを推奨しています。
今回は、起床後、食事前の歯磨きで細菌の侵入を防ぐについて、解説していきます٩( ᐛ )و
口腔内をキレイに保つ歯磨きについて
飯沼氏が、なぜ朝起きて食事の前に歯磨きを推奨しているかというと、寝ている間に口腔内でどんどん菌が増殖しているからと述べています。
朝起きて歯磨きをしないまま食事をすると、口腔内の菌も一緒に飲み込むことになります。
また、朝起き直後は、なんとなく口の中がネバネバしている感じがあったり、口臭がキツイなと感じるのは、菌の増殖が原因だからです(ノД`)
つまり、朝歯磨きをする前の口腔内は、もっとも菌が増殖した状態ともいえます。
まずは、朝起きたら食事をする前に歯磨きをして、口腔内をキレイにしておくことをオススメしますd(^_^o)
歯肉炎や歯周病といった感染症は、口腔内の細菌が原因になります。
また、口腔内の病気だけではとどまらず、増殖した菌や毒素が血液に流れ込むと、カラダは免疫の異常反応を引き起こし、インスリン抵抗性の体質になるということも飯沼氏は指摘されています。
インスリンが効きにくい体質になれば、血糖値が下がりにくくなり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病をはじめ、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中といった深刻な病気につながる恐れがあるといわれています。
免疫力を下げないためにも、口臭マナーのためにも、口腔内を清潔に保つ歯磨きは欠かせませんf^_^;