寒い季節がやってきました。
煮物やおでん、サラダにピクルスと、今回の主役である大根は、あらゆる料理で大活躍してくれます。
おいしさは、もちろんですが、それ以上にうれしいのが大根に含まれる栄養素が豊富なことです。
今回は、消化酵素がたっぷり含まれる大根について、解説していきます٩( ᐛ )و
大根に含まれる栄養素について
大根は、消化酵素を含む『アミラーゼ』をはじめ、すりおろしたときに発生する大根特有の辛味成分『イソチオシアネート』には、強い殺菌力があり、ウイルスや細菌の撃退に効果があるといわれています。
同時に、大根に含まれる抗酸化作用が生活習慣病やがん予防にも、効果を発揮してくれます。
イソチオシアネートは、時間とともに減少するため、おろしたてを食べるようにすることがポイントとなります。
また、おろしたときに出る汁にも、栄養成分がたっぷり詰まっているので、捨てずに摂取することをオススメしますd(^_^o)
さらに、大根は干すことで栄養価がグーンと上がります。
天日干しをすることで、カルシウムやカリウム、鉄分、ビタミンなどの栄養価が、生の状態のなんと10倍以上もアップするといわれています。
干すことで、味が“ギュッ”と凝縮され、おいしさも上がる、そんないいこと尽くしの大根ですが、アミラーゼなどの消化酵素は、熱に弱いため、できれば生で食べることが一番いいです。
大根の葉にも、ビタミンCやカロテンなどが含まれているので、できるだけ葉がついたものを選んで、栄養をあますことなく摂取した方がよさそうです。
大根のおろし汁&そば おいしくて栄養満点
福島県会津地方に、大根おろし汁をつゆ代わりにした「高遠蕎麦」という郷土料理があります。
高遠蕎麦は、大根の栄養を残さず摂ることのできる優れものの食品。
冷たい大根おろしなら、栄養価は損なわれることなく、たっぷり摂取できます。
参考までに!!