緑茶に含まれる『カテキン』は、感染防止に役立つということを前回のブログで書かせてもらいました。
前回のブログ内容を確認したい人は、こちらから!!
実は、カテキンには、感染防止以外にも、さまざまな効果があります。
カテキンとは、ポリフェノールの一種で、渋味のもとになるものです。
その主な成分は、『エピカテキン』『エピカテキンガレード』『エピガロカテキン』『エピガロカテキンガレード』の4種類あり、中でも免疫力アップのために注目したいのが、『エピガロカテキン』『エピガロカテキンガレード』の二つです。
今回は、緑茶の苦味成分であるカテキンについて、解説していきます٩( ᐛ )و
エピガロカテキンとエピカガロカテキンガレード
エピガロカテキンは、免疫細胞の『マクロファージ』を活性化する力がもっとも強く、体内に侵入した病原菌などを撃退してくれます。
O-157(腸管出血性大腸菌)や抗生物質の効かないMRSA感染症などに効果があることがわかってきています。
また、エピカガロカテキンは、低温のほうが抽出されやすく、特に氷出しで摂ることをオススメします。
一方、エピガロカテキンガレードには、『ヒスタミン』の放出を抑制し、花粉症などのアレルギー症状を緩和してくれる作用があります。
また、抗酸化作用はビタミンCの数十倍ともいわれ、細胞の修復を促し、がん細胞の発生・増殖を抑え、動脈硬化などの予防に力を発揮しますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
老化を予防することから、アンチエイジング効果にも期待が寄せられています。
エピカガロカテキンガレードを摂取する場合は、お湯でより抽出されますので、70〜80℃のお湯で5分以上かけていれることをオススメします。
さらに、カテキンには、糖質の消化・吸収を遅らせる働きがあります。
食後の急激な血糖値上昇は、糖尿病につながる危険がありますので、カテキンがその予防に効果を発揮します。
食後の緑茶は、気持ちをリラックスさせるとともに、感染や病気予防などさまざまなメリットがあります(*^ω^*)
効能が違う緑茶のお湯出し・水出しのやり方
前項の内容をまとめましたので、ぜひ確認していきましょう!!
①水出し:エピガロカテキンが抽出
→急須に茶葉を入れ、氷水を注ぎ、5分以上かけてゆっくり浸出させます。
氷水200mlにたいし、茶葉6gが目安になります。
②お湯出し:エピガロカテキンガレードが抽出
→急須に茶葉を入れ、70〜80℃のお湯を注ぎ、5分以上かけてゆっくり浸出させます。
お湯200mlにたいし、茶葉4gが目安になります。
茶柱が立つと縁起がいい理由
古くからのいい伝えに「茶柱が立つと縁起がいい」という話を聞いたことはありませんか?
大黒柱にたとえられた茶柱が立てば一家が繁栄する、滅多に見られないため、吉兆のしるしとされたなど諸説あります。
珍しいことに変わりはなく、茶柱が立てば得した気分になるから縁起がいいという話です。
参考までに!!